今流行しているアートメイク、自分の周りにもアートメイクを利用している方が増えてきているのではないでしょうか?
ただ、アートメイクってなんか不安。専門用語も多いし・・・色々なサイトを見ても結局よくわからないという方も多いと思います。
当サイトでは、アートメイクを通じて理想の自分を手に入れる女性を増やすことを目的に、不安や疑問をわかりやすく解説していきます。まずは、アートメイクについてわからないことがわかることから始めてみませんか?
項目を分けてそれぞれ概要を説明しますので、以下目次を参考に気になる項目をクリックしてご覧になってください。
アートメイクがおすすめな方
アートメイクは、主にこんな方々へおすすめします。
- メイクに時間をかけたくない方
- メイクが苦手・自信のない方
- すっぴんに自信を持ちたい方
- ヨガやマリンスポーツなどの運動で化粧崩れが気になる方
- 肌荒れを気にする方
- 抗生物質の副作用や脱毛症、多汗症などでお悩みの方
メイクに時間をかけたくない方
女性は身支度に時間がかかると言われますが、実はその大半はメイクの時間ではないでしょうか。ですが、メイクは急げば急ぐほど失敗してしまう…眉やアイラインといった左右のバランスの調整が難しいパーツをアートメイクにしておけば、時間が短縮できるうえに常に美しく仕上げられます。
メイクが苦手・自信のない方
「右はいつも納得の出来なのに左はいつも変…」こんな経験、誰でも一度はあると思います。そもそも自分に似合う眉がわからない眉毛迷子ちゃんも多いかもしれません。バランスが重要かつ、人に与える印象が強い部分のメイクは、毎日納得のいくものにしておきたいですよね。
すっぴんに自信を持ちたい方
すっぴんを見られたら何て言われるだろう…万が一「印象が違うね」なんて言われたら…それ以前に「すっぴん公開なんて絶対無理!」と考えた経験がある方は多いのではないでしょうか。すっぴんとメイク後で一番大きなギャップが出来てしまうのは目元。その部分だけでもアートメイクをしておけば、きっと旅行やお泊まりなどをがもっと自由に楽しめますよね。
ヨガやマリンスポーツなどの運動で化粧崩れが気になる方
自分を磨くためにジムで汗を流す女性、山や海で趣味を楽しむ女性…とってもキラキラしていて魅力的ですね。ただ振り返った時に眉毛は薄れ、アイラインは滲み放題…それじゃせっかくのキラキラ感が台無しです。どんな場所でもメイク崩れなんか気にせず、楽しい時間を過ごしたいですよね。
肌荒れを気にする方
体調不良時や生理前など肌荒れが気になってメイクが出来ない、したくないってこと、ありますよね。そんな時でも常に眉とアイラインが描いてある状態であれば肌への負担は最小限に抑えられます。
抗生物質の副作用や脱毛症、多汗症などでお悩みの方
薬の副作用、脱毛症や無毛症の方は眉毛を描くときに、この位置でいいのかな?色は?太さは?カーブの加減は?とお困りのことが多いかと思います。また多汗症の方もメイク崩れに手を焼いてはいないでしょうか。一度のアートメイクでお気に入りの眉を手に入れられ、その後のメイク時間も短縮できれば一石二鳥ではないでしょうか。
※薬の副作用などで肌が荒れている方はかかりつけのお医者様とアートメイククリニックに必ずご相談下さい。
アートメイクとは?
ここでは、アートメイクの基本知識を説明します。ある程度知識がある方はこの箇所は飛ばして読み進めてください。
アートメイクの歴史は意外と古い?
「アートメイク」という言葉は最近よく耳にしますが、実はアートメイクは約3000年も昔の古代中国で生まれたものでした。「眉の薄い女性は幸せになることができない」という言い伝えと顔の特徴を見て占う「人相学」が盛んだったことから、女性達が眉に墨を塗り始めそれが肌へ直接染色するという方法に変化し、現代のアートメイクの原型になったとも言われています。
その後、その技術は台湾、アメリカへと伝わりながら現代のアートメイクへと発展を遂げました。
日本に技術が入ってきたのは1990年前後ですが、当時は医療器具や技術者が少なく施術料も今の約5倍。当然利用者は増えませんでした。しかし、現在は技術の進歩と法規制によって安心安全にアートメイクを利用できるようになったのです。
アートメイクは医療行為である
アートメイクは医療行為です。つまり、医師免許を持つ医師や看護師のみ施術をすることが出来ます。(医師免許のないエステなどでのアートメイクは違法行為です)
ですので、クリニックを選ぶ際は必ず医師免許を持つ医師がいるクリニックをお選びください。
詳しいクリニックの選び方やおすすめクリニックのご紹介は「4-⑥アートメイクのクリニック」にてお伝えします。
アートメイクは痛い?
「痛み」の感じ方には個人差があるので「痛い」「痛くない」と断言は出来ません。多くのクリニックでは麻酔クリーム(塗るタイプのクリーム状麻酔薬)を塗るので痛みを感じなくなるまで塗ってもらうことや麻酔の効果が薄れてきたら追加で塗ってもらうことも可能です。
麻酔の使い方はクリニックによって差がありますので、それをクリニック選びの判断材料の一つにしてみてはいかがでしょうか。
それでも不安な方や痛みにすごく弱い方は局所麻酔(注射での麻酔)を使用するクリニックもあるので、そちらを検討してみるのも良いかと思います。
アートメイクのメリットとデメリット
はじめに、アートメイクの効果(持続期間)は、基本的に2〜3年となり、体質や施術内容により半年〜1年という方もいます。
なぜかというと、アートメイクは半永久的に持続する刺青(タトゥー)のように肌の奥深いところに染色するのではなく、浅い部分に染色するので、皮膚の新陳代謝と共に薄くなるからです。
この点を踏まえたうえでデメリットとメリットをお伝えします。
メリット
- メイクの時短
- 化粧崩れを気にしなくて良い
- 肌への負担を軽減できる
デメリット
- 施術中の痛み
- ダウンタイム(一時的に出た腫れが引き、色素が定着するまでの期間)が必要
- 徐々に薄くなっていく
- 維持するためには定期的なメンテナンスが必要
- 消したくなった時にはまた施術が必要
- 気分や服装によって毎日変えることができない
- お金がかかる
デメリットだらけ…これじゃ不安が募るどころかやりたくなくなる…そう思う方も多いでしょう。
しかし、実はこれらのデメリットはアートメイクのメリットなのです!
アートメイクを利用する上で重要なポイント
ここまではアートメイクの全体像をおおまかな解説をしてきましたが、ここからはクリニック内での施術内容や費用など実践的な解説をしていきます。
- 施術の流れ
- 施術後のメンテナンス
- 施術可能な部位
- 施術方法
- 料金
- クリニック
そして、各情報の概要を簡単に説明していきます。
①アートメイクの施術の流れ
クリニックにカウンセリングの予約をする
アートメイクの施術歴や現在治療中の病気などがあれば前もって伝えておくと良いでしょう。
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来院・問診票の記入
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診察・カウンセリング
気になる点や不安なことをここでクリアにしましょう。
この時点ではカウンセリングを受けただけなので必ず施術の予約をしないといけないという訳ではありません。少しでも迷いがあれば一旦ここでストップし納得いくまで考えてみましょう。
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デザインを決める
各クリニックには、アートメイク専門の看護師や専属のアーティスト(施術者)がいる場合が多いです。スタッフと相談しながらご自分の希望はもちろん、骨格や表情にあったデザインを納得いくまで検討しましょう。ご希望の色や形の画像や写真を持参するのも良いでしょう。
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麻酔
痛みに弱い方や不安な方はしっかり痛みを感じなくなるまで麻酔を使ってもらいましょう。
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施術
施術時間の目安は、眉(約20〜30分)、アイライン上下(約15〜20分ずつ)、リップ(約20〜30分)ですが、クリニックよって施術時間に変動があります。
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アフターカウンセリング
施術後のケアの説明や注意点、2回目以降(1か月は間をおく)の予約などを行います。
一般的な施術の流れですが、クリニックによって流れが変わることがあります。
②施術後のメンテナンス
施術翌日〜1週間
・施術翌日から約3日〜1週間はかさぶたのように色が少し濃くなる→剥がれると色が薄く、ナチュラルになる→ターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって色が浮き出るという流れになりますのでピーリング(ターンオーバーを促進させるもの)や角質除去を目的とした拭き取り化粧水等の使用は避けてください。
・色素を定着させるため1週間程度は施術個所のメイクはしないことをおすすめします。
・施術でできた小さな傷が治りかけてくると痒みがでてくる場合がありますが、なるべく触らないようにしましょう。
・洗顔も施術当日は避けましょう。
・入浴や汗をかくような激しい運動、アルコール摂取など新陳代謝を高める行為は色素定着の妨げになります。1週間は避けましょう。
・リップのアートメイクをした場合「ヘルペス」の発症に気をつけ、よく保湿しましょう。
・施術箇所は衛生的に保ちたいので温泉、プール、サウナなどの公共施設の利用は1週間ほど避けましょう。
・日焼けは避けましょう。日焼けは火傷なので直そうと皮膚がターンオーバーを早めようとしてしまいます。
施術後 1ヶ月
ムラをなくすため施術は2~3回受けて頂くことが多いです。2回目以降受ける場合は1ヶ月程度時間をおきましょう。
施術後 半年〜1年
半年~1年に1度はリタッチ(お直し)を行いましょう。完全に薄くならないうちの方が施術も短くすみますし、トレンドや気分に合わせて微調整が出来ます。
③アートメイクで施術可能な部位
- 顔の印象を大きく左右する「眉」
- バランスが難しい「アイライン」
- 存在感を増す「リップ」
- その他「ほくろ・傷跡・髪の生え際・バストなど」
クリニックによって施術可能な部位に違いがありますが「眉」「アイライン」「リップ」は基本的にどのクリニックでも施術可能な部位です。
眉のアートメイクに関する詳細はこちら ※Coming soon
アイラインのアートメイクに関する詳細はこちら ※Coming soon
リップのアートメイクに関する詳細はこちら ※Coming soon
④アートメイクの施術方法
施術部位やクリニックによっても施術方法は変わりますが近年用いられている基本的な方法は以下の通りです。
クリニックのWebサイトでは特有の名称で記載されることが多いです。ここでは一般的な名称で覚えておいてください。
手彫り
専用の器具を使い、手で掘っていく施術方法。施術者の技術によって仕上がりが変わる場合があります。
マシン掘り
専用の器具を使い、一定かつ規則的に皮膚に着色する施術方法。デジタルとアナログがある。ムラがなく一定の深さの施術が可能。
グラデーション
従来より使われている眉のラインを塗りつぶす手法のこと。いわゆるマシン彫り。パウダーでメイクしたようなふんわりとした眉になりたい人におすすめな手法。
3Dストローク
医療ペンを使って1本1本毛を描いていく手法。いわゆる手彫り。より自然に立体的な眉に見せることができる。
4Dストローク
1本1本が自然な毛並み。3D眉とグラデーションの良いところをMIXさせた技術で、今、最も人気な施術。
6Dストローク
3D・4Dからさらに進化した技法。「手彫り」「黄金比」「専用ニードル」を使用して、より美しく自然な眉をデザインできる。
⑤アートメイクの料金
- 眉 20,000円 〜 90,000円(税抜)
- アイライン 30,000円 〜 50,000円(税抜)
- リップ 40,000円 〜 100,000円(税抜)
※上記金額は、施術1回での目安料金になります。
クリニックによっては、割引キャンペーンや医療ローンでのお支払いも可能ですので、詳細に関しては無料カウンセリング時にご相談ください。
クリニックの料金比較はこちら
⑥アートメイクのクリニック
大事なことですので再度お伝えしますが、アートメイクは医療行為です。
クリニックを選ぶ時は必ず医師免許があるか確認しましょう。当サイトでは医師免許が確認できるクリニックのみ紹介します。
クリニックを選ぶ基準として、症例数・施術者・料金・知名度・アクセスなど人それぞれあるかと思いますので、クリニックの選び方も含めてクリニックを紹介していきます。
クリニックの紹介はこちら
アートメイクで注意すること
以下は、クリニック問わずアートメイクに共通することですので、ぜひ覚えておいてください。
- アイラインのアートメイクの場合コンタクトを外していただき、施術後すぐにコンタクトの使用はお控え願います。ですので必要な方はメガネやコンタクトケースを持参してください。
- アイラインの施術の場合のみ、まつ毛エクステやつけまつ毛は事前にお外しください。
- 寝不足や風邪気味、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーが発症している場合、パッチテスト(消毒薬や麻酔クリームでかぶれる体質ではないかをチェック)の結果や医師の診断により施術が行えない場合があります。
- 眉毛のアートメイクをお考えの方で定期的に眉毛ブリーチをしている方は2週間以上前には済ませましょう。
- 施術予定箇所にレーザーや光治療を行っている方は2週間以上前に済ませましょう。
- 施術箇所へのヒアルロン酸やボトックスの注入は1か月以上、美容整形は3か月以上控えましょう。
その他、注意すべきことを説明していきます。
アートメイクをするとMRIが受けられない!?
アートメイクについて調べている方の中で「MRIが受けられないのでは?」という質問を非常に多く見かけます。
まず、MRIとは強力な磁場と電波を使って体内を検査する装置です。ですのでネックレスや時計等の貴金属類やブラジャーのような金属のついた下着は引きつけられたり、故障の原因になるので必ず外しています。
また電子レンジに使用するような電磁波も使用しているので金属類は熱を持ち火傷の原因にもなります。(アルミホイルを電子レンジに入れてしまいバチバチ!となった経験がある方も多いのでは…)
では、なぜアートメイク施術後にMRIが受けられないのでは?と考える方が多いかというと、アートメイクで使用する色素の中には金属成分を含んでいる物が多いからです。過去にはアートメイクの色素が反応してしまい火傷や変色といったこともありました。
ですが、近年の医療機関で使用する色素に金属成分はごくわずかしか含まれていません。MRIからの影響はほぼ受けない量とされていますが、MRI受信の際は必ず医師や看護師にアートメイクをしていることをお伝えください。
妊娠中は避けるべき!?
出産後はどうしても自分に時間をかけることが出来なくなると考え、妊娠中にアートメイクを検討する方は非常に多いです。また妊娠前からアートメイクをしていて、リタッチの時期に妊娠が判明した方で施術を受けることに不安を感じる方も多いでしょう。
過去に妊娠中にアートメイクをして妊婦や胎児に影響があったという事例はありません。
しかし、妊娠中はホルモンの影響で肌の状態が不安定だったり、かぶれやすくなる場合があります。また使用する麻酔クリームにもよるので、必ず産婦人科とクリニックの医師に相談し、自分自身で責任をもって判断しましょう。
未成年者は同意書が必要!?
どのクリニックでも必ず必要になります。未成年の利用者も増えてきていますが、未成年の方が利用したい場合は必ず同意書に保護者のサインを用意して受診してください。
解約や返金、そして追加料金!?
解約や返金に関しては、各クリニックによって変わってきますので契約書をよく確認し、不明点はカウンセリング時に必ずクリアにしてから契約しましょう。施術を受ける前の解約なのか、1度は施術を受けてからの解約なのかによっても料金等は変わってきます。施術前によく確認しましょう。
また、予約のキャンセルや来院の予約時間から一定時間過ぎてしまうとキャンセル料や遅刻料金等が発生する場合もありますので、予約時には注意しましょう。